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ISCAカナダ会議に参加して~橋川玄派遣団代表

 10月11日から13日までカナダのブリティッシュコロンビア州の州都ビクトリアで13か国34名が参加して今年度の国際海洋少年団協会(ISCA)の年次総会が開催されました。
前日午後はカナダ太平洋方面艦隊の基地の見学に参加し、百年以上経っていて、現在も使われているレンガ造りの建物を案内していただきました。海軍基地には茶色のレンガがよく似合うと思いました。その後「オルカ」というパトロールボートで出港しましたが、港内には潜水艦が数隻係留されていて、ここはカナダの潜水艦の基地でもあるということでした。
 会議は宿舎の反対側にある士官食堂の会議室で、今回の議長デイビット・エイツ氏の開会宣言の後、スタートしました。今年度は草刈連盟会長と道幸総務部長も初日のみ参加され3名が席に着きました。今年度は会議の雰囲気を分かってもらうということから、各国のレディースプログラム参加者も30分程度会議の見学をしました。
  

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       エイツ議長から今年のISCA会員証を受け取る橋川代表    

 午前はSALTS(Sail And Life Training Society)のハガティー氏から青少年の海洋訓練のお話を伺いました。今回の参加国では、スウェーデン、インドが独自の艇を所有して訓練にあたっているようです。
 各国の今年度の海外交流についての結果や課題が報告され、日本は道幸総務部長が香港、カナダ、韓国への派遣について発表しました。参加の団員は英語での会話がスムーズにできない点が課題であるということを発表しました。次に私が国際交流についてアメリカとイギリスへ質問しました。アメリカについては国際交流の時期について、6月では日本は参加できないという点でした。しかしアメリカ側は宿舎の問題があり時期の変更は無理であるという回答でした。イギリスについては募集要項にある「全ての団員や引率オフィサーはとても高いレベルの英語を理解し話せなければならない」という文言は日本には負担になり参加申し込みがないことを伝えました。イギリス側は他の国と同じように日常会話程度でもいいという回答でした。
 午後は草刈会長が、20数年前からカナダと日本海洋少年団は深い関係があることや、ISCAの果たしてきた団員の相互交流やそれを通してお互いの国々のきずなが強められてきたことを述べられ、現在日本海洋少年団は2020年東京オリンピックの年までに団員一万人を目指して、国交省や文科省、海上保安庁その他機関に働きかけているといった現状を、流ちょうな英語で話され、満場の拍手を受けました。
翌日はカナダの団員はもとより、カナダ派遣の団員や指導者が過ごす宿泊施設の見学に奥様方とクオードラヘ向かいました。一時に500人収容できる大きな施設でした。ヨットや小型ボートが多数あり団員の活動に十分対応できるものでした。管理棟には参加した各国の記念品が展示されていたり、日本から派遣された引率指導員や団員の名前がオールに刻まれていました。
帰りにはナナイモにあるブリティッシュコロンビアの施設に立ち寄り団長のイェット氏から施設の歴史などの説明を受け、宿舎への帰路につきました。
最終日はメディアとの連絡や組織の情報管理のお話やオブザーバーとして参加のフランスから少年団のトレーニングの実際についての発表があり、カデットの名の由来や訓練内容が視聴覚機器を使って簡潔にまとめられたすばらしいプレゼンでした。また、アフリカ諸国の海洋少年団についてはビザの問題で参加が難しい実情があることや、ロシアの最近の情勢からコンタクトがとれていないということでした。加えてロシアは海洋少年団というより船員養成のような一面があり今後の交流は難しいのではという意見がありました。今後のISCAの開催国も変更があり、2016年はロシアに代わりインドでの開催が決まりました。日本は2023年以降になりそうです。そして来年開催のオランダ代表にバトンタッチして全日程を終了しました。
今回は全体を通して今までで一番友好的で和気あいあいとした雰囲気の中で行われたと思います。それだけ自分が慣れてきたのかもしれませんが何よりも議長のイエッツ氏をはじめカナダ海洋少年団のチームワークのよさが大きかったと実感し、ビクトリアを後にしました。
  
          

                  橋川玄         
                           
                  ISCA日本派遣団代表
                  国際委員会副委員長
                  南勢海洋少年団団長

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