2015年06月30日 【お知らせ】
海洋少年団活性化に向けて第11回活性化協議会を開催しました。
~海洋少年団強化・活性化計画の推進~
―会員1万人回帰運動―
1 6月30日(火)、都内の日本船主協会役員会議室において第11回海洋少年団活性化協議会を開催しました。まず、海洋少年団強化活性化の進捗状況について次の報告がありました。
(1)海事振興連盟関係
海事振興連盟会員(国会議員)の対応状況及び岩崎貞二副会長等による
各会員に対する協力・支援の依頼状況。
(2)強化活性化地区プロジェクトチーム(PT)関係
日本海洋少年団連盟の12地区連盟において海洋少年団地区連盟、
国土交通省運輸局、海上保安庁管区海上保安本部、県教育委員会等に
よるチームがほぼ構成済となった。また園田裕一参与及び青木敏博事
業部長の就任よる連盟本部の体制強化を図られたことにより、今後、
海事関係団体、海事教育機関等の参画について更に積極的な働きかけ
を行う。
(3)新団設立関係
① 6月25日づけで境港海洋少年団(鳥取県)から1号正会員の入会申
し込み(新団設立)があった。
② 神戸市、うるま市、宮崎市、宇城市、熊本市及び鳥羽市における
新団設立のための活動の概要。
(4)マスコットキャラクター関係
愛称の募集を締め切った。
7月31日からの全国大会開会式に間に合うように最優秀賞作品の空気
ビニール人形(高さ1.2メートル)5体を作製中。
(5) 協議会メンバーの活性化推進策等
①国土交通省 =来年の海フェスタは東三河地区。舞鶴海洋少年団等の成功例を広めること。情報は、地方運輸局にも展開する。広報の強化が必要。PTについて~各海上技術学校等に情報を周知している。今後は、海技教育機構本部を通すこと。第52回日本海洋少年団全国大会への協力。②海上保安庁 =新団設立の動きがある地域については海上保安部も把握している。全国の部署での乗船体験などの便宜供与で海洋少年団に協力する。③日本船主協会 =国際海事機関(IMO)海の日パラレルイベントとしての特別行事(船舶の公開)に海洋少年団を招待する。④日本マリン事業協会、マリンスポーツ財団=体験型イベントなどで海洋少年団のチラシを配布する。⑤日本中小型造船工業会=海洋少年団のない地域の造船所に新団設立の取り組みを働きかけている。造船所には団員経験者が多い。⑥日本海洋レジャー安全・振興協会=横浜海洋少年団と10月の東京湾大感謝祭参加ついて調整中。⑥海事振興連盟=7月2日、博多での「海の教育に関する意見交換会」でチラシを配布する。「海の楽しさ、海から学ぶ」等の分かりやすいチラシが必要。タウンミーティングに海洋少年団代表が参加してはどうか。
2 次回の活性化協議会の開催は、海洋活動が盛んな夏季終了後の10月の適宜な時期に開催することを決定し、閉会しました。
今後とも、心身ともに健全な青少年育成の構築、海洋思想の普及等を図り、将来、海洋国家日本を支える人材を育成するため、団員の数を「2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに1万人に復活させる」ことを目標に、海事局(及び運輸局)、海上保安庁(及び海上保安本部等)並びに関係団体と協力・連携していくこととしております。